10月の書籍情報
-
朝倉書店
発光生物のはなし
―ホタル,きのこ,深海魚……世界は光る生き物でイッパイだ―3,300円(税込)日本でしかほぼ見られないウミホタルやホタルイカから、ニュージーランドにしかいない淡水巻貝ラチアまで、世界のさまざまな発光生物をとりあげ、「生きものが光る」現象の不思議さやおもしろさを解説。身近な発光生物の見つけかたや採取法、スマホでの撮影方法なども紹介する。
-
朝倉書店
日本石造文化事典
29,700円(税込)道具、住まい、土木、権力表象、お墓、神仏・・・・・・先史時代の石造文化から近現代の社会と石造物まで、時代区分を軸に、地理的分布や文化的意味を重視しつつ、日本の石の文化と歴史を総観!
-
国書刊行会
物語要素事典
28,600円(税込)古今東西の文学、映画、演劇、落語、昔話、歌舞伎、神話、マンガ、都市伝説――あらゆる物語の核心を縦横無尽に照らし出す無類の大事典。1,135に及ぶ物語要素別に、延べ11,000超の作品の筋書きを紹介する。
-
国書刊行会
昭和初期⇔平成・令和 日本定点写真紀行
27,500円(税込)およそ100年前に刊行された『日本地理風俗大系』『日本地理大系』掲載の、北海道から沖縄までの日本各地の写真を、平成・令和の今、同じ場所、同じアングルで撮影すると――新旧写真各約800点を収録したタイムトラベル写真集の決定版!
-
地平社
統治される大学
2,200円(税込)続けざまに強行採決された国際卓越研究大学法案と国立大学法人法案をはじめ、新自由主義的な大学政策によって、政財界が大学を統治する仕組みが整いつつある。学問の自由と大学自治を破壊する「改革」に抗いつづけてきた研究者のレポート。
-
地平社
まっとうな気候政策へ
1,980円(税込)どんどん暑くなる地球。今の日本の気候政策では、将来に大きな禍根を残すことになる。40人を超える専門家による、気候変動・エネルギー政策の課題と提言。まともな気候を子どもたちに残すために、今すぐ政策の転換を!
-
東京書籍
超約 ドイツの歴史
2,200円(税込)GDP世界3位。今、世界が注目する国家、ドイツ。ゲルマン人の台頭からメルケル以後まで、その2000年超の歴史を「東」と「西」の視点と4つの時代区分で大胆に要約。ドイツの歴史を知れば、ヨーロッパの現在がわかる!カラー図版・地図多数。
-
東京書籍
再生可能エネルギーの「現実」と「未来」がよくわかる本
2,530円(税込)ガスや石炭などの化石エネルギーを利用して人類の文明が発展した歴史から、地球にやさしく持続可能な再生可能エネルギーの現在・未来・問題点までを解説。風力・太陽光・水力・地熱などの資源を活かすことでエネルギー自給率を上げ、安全保障や脱炭素、地球温暖化防止を目指す取り組みも紹介します。
-
日本評論社
マッチング理論とマーケットデザイン
2,200円(税込)学校選択制や研修医マッチング制度、待機児童対策など、社会的に重要な問題を解決するためにどのようなメカニズムを構築すればよいのか。マッチング理論の基本から、現実問題を解決するための最先端の研究まで、世界トップの研究者がロジカルに説いていく。
-
日本評論社
そだちの科学43号 特集:愛着障害と発達軌跡
1,650円(税込)特集は「愛着障害と発達軌跡」。愛着の形成とその障害について、原点である動物行動学から、発達軌跡、さらに成人期の発達にまで視野を広げ、全体像を鳥瞰したい。
-
白水社
わからない
2,530円(税込)名翻訳家でありエッセイストとしても絶大な人気を誇る著者が贈る、抱腹絶倒、奇想天外、虚実の境をまたぎ越すエッセイ集。「前世が見える」という人に教わった著者の前世の物語「わからない」、書評の意味を崩壊させてしまった伝説の新聞連載「ベストセラー快読」など、四半世紀分のキシモトワールドがここに。
-
白水社
アイヌ語広文典
9,350円(税込)アイヌ語を本格的に学ぶためのハンドブック。諸方言の違いにも言及し、著者の長年のアイヌ語研究から学習者に有益な全てを集約した。
-
原書房
地図で見る最新世界情勢
3,080円(税込)国際関係と地政学を読み解くためのテーマと歴史、統計データ、国ごとの視点を提示し、グローバル化した世界食糧危機、ウクライナ戦争、新型コロナウイルス、米中関係、環境問題などを100点の明快かつ詳細な地図で解説する。
-
原書房
真珠湾諜報戦秘録
2,970円(税込)ハワイの日本総領事館に書記官として潜入した海軍少尉・吉川猛夫。かたやハワイの海軍情報部に身を置く日系アメリカ人のダグラス和田。真珠湾攻撃をめぐる情報戦と交錯するふたりの命運……。語られなかった真珠湾の物語。
-
吉川弘文館
戦国争乱と東海の大名
2,970円(税込)京・関東の争乱が東海に及ぶと、幕府重臣の吉良・斯波・土岐氏の影響力は低下。今川・織田・斎藤氏の覇権争いが続き、松平・水野氏ら地域権力も頭角をあらわす。宗教や武家文芸にも着目して描く〈天下人〉誕生の前史。
-
吉川弘文館
上杉謙信の本音
―関東支配の理想と現実―1,870円(税込)〝義と筋目の武将〟と評される上杉謙信。関東諸将の要請に応じて繰り返し出兵した「越山(えつざん)」には、彼と東国の戦国史にとっていかなる意味があったのか。越後の長尾氏の覇権確立、「関東管領体制」の挫折、北条・武田ら有力大名の同盟と衝突、後継者争いまで、謙信の書状に浮かぶ心の内を読み解きながら関東の戦国争乱を辿り、新たな実像に迫る。