9月の書籍情報
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吉川弘文館
ビジュアル再現 平安京
―地中に息づく都の栄華―3,300円(税込)京都市内の地下には、1200年に及ぶ平安京の遺跡が今なお数多く眠っている。膨大な発掘調査の成果をもとに、都の全体像をはじめ内裏や役所、貴族の邸宅、寺院などの位置と構造を復元し、豊富なカラー図版を交えてわかりやすく解説。いにしえの大都市の空間とスケールを実感できる。
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吉川弘文館
妖怪を名づける
―鬼魅の名は―1,980円(税込)人知を超えたさまざまな怪異を引き起こす妖怪。中世まではごく限られた種類だったのに、江戸時代に急激に増加したのはなぜか。その背景には「怪異」の変容と、新たな文芸である俳諧の興隆があった。諸国で怪談・奇談を集め、妖怪を創造した俳人たちの情報ネットワークから、江戸の〝妖怪爆発〟の謎に迫る。
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朝倉書店
[図説]河川災害と復興
―自然環境の再生と持続社会―4,620円(税込)流域治水の観点から、多発する日本の河川災害と再生・復興をオールカラーで解説。第1部(総論)はテーマごと、第2部(事例編)は河川・地域ごとに見開き形式で構成。河川災害の事例を多く盛り込み、復興の事情と手法を解説して今後の災害対策や復興の指針となる定本をめざす。
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朝倉書店
自然災害と地域づくり
―知る・備える・乗り越える―2,860円(税込)自然災害の頻発化・激甚化が予測される時代を迎え、本書は、自然科学および社会科学の最新の研究をベースにし「災害や環境変化に強い地域社会」の構築に向けた基本的な知見・知識を提供する。いわば災害に強い社会をつくるための入門書。
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国書刊行会
ナポレオン戦争(上)
9,680円(税込)1793年のトゥーロン包囲戦から1815年のワーテルローまでのナポレオン自身が参加した会戦を戦略・戦術的に分析。現在に至るまでナポレオン戦争について書かれた最も体系的・網羅的な書籍で、まさにナポレオン戦争の「バイブル」として名高い世界的名著、待望の翻訳復刊!上下完。
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国書刊行会
ミュージカル映画が《最高》であった頃
3,300円(税込)1960年代より本場ブロードウェイで舞台・映画を観続けてきた筋金入りの演劇研究家が〈ミュージカル映画の黄金時代〉を語りつくす!ミュージカル映画の始祖『ジャズ・シンガー』から、『シカゴ』『イントゥ・ザ・ウッズ』『ラ・ラ・ランド』といったミュージカル映画の未来を担う作品まで徹底分析。
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地平社
NHK 日本的メディアの内幕
2,200円(税込)職員数一万人を超える巨大メディア、NHK。税金でも広告でもなく、受信料で支えられているのは、政府と大企業から独立した報道と番組制作のため、のはずだ。だが、その内実はどうなのか。NHKを離れたジャーナリストが実態に迫る。2025年に開局100年を迎える「公共放送」の現在から、あるべき姿を問う。
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地平社
戦争ではなく平和の準備を
1,980円(税込)「安全保障環境の変化」を口実にした軍拡がさらなる軍拡を呼び、「安全保障環境」を自ら悪化させてはいないか。そして、だからこそ、私たちは憲法によって、政府が戦争に備えることを禁じたのではなかったか。 戦争ではなく平和を構想していくために、気鋭の研究者や専門家が論点を掘り下げる。
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日本評論社
ラーニングダイバーシティの夜明け
1,980円(税込)子どもたちの学びの多様性を尊重することがなぜ大切なのか。ニューロダイバーシティの第一人者による教育システムへの新たな提言。苫野一徳氏推薦!
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日本評論社
令和型不登校をあきらめない(こころの科学増刊)
1,980円(税込)10年連続で不登校が増加している。学校システムも揺らぐ中、従来の理解では支援が届かない。不登校の子どもの今に資する対応とは。
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白水社
禁書目録の歴史
―カトリック教会四百年の闘い―3,960円(税込)16世紀の成立から400年にわたる、検閲の歴史上おそらく最も長い歴史を持つカトリックの『禁書目録』。諸国の文化的な発展を阻害したとされる一方、神学者の深い学識と真摯な気持ちを反映したものであったのも事実だ。本書では検閲の背景を検証し、失敗に至った理由に迫る。現代への警告ともなる検閲の歴史。
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白水社
別れを告げない
2,750円(税込)私が経験したことのすべてが結晶になる。いまを生きる力を取り戻そうとする女性同士が、済州島四・三事件を生きのびた母親の知られざる情熱をたどり、再生に向かう愛の物語。
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原書房
「この世でいちばん」を科学する
2,200円(税込)地球上で最もまぶしい光は?最も臭い化学物質は?人間が作った最も完璧な球体は?誰かに話したくなる「極端な科学」45のトピックを「物理」「宇宙」「物質」「テクノロジー」「自然界」の5つのジャンルに分けて解説!
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原書房
[図説]鼻とにおいの文化史
4,180円(税込)人格を表す鼻、歴史を変えた鼻、失われた鼻――。なぜ人は「鼻」に特別な意味をもたせるのか。権力、美、アート、文学――アリストテレスの観相学からクレオパトラ、ナポレオン、そしてレディ・ガガまで、その歴史をたどる。
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東京書籍
地球博物学大図鑑 新訂版
11,000円(税込)ページをひらくと、そこは世界最大の博物館!鉱物・岩石・化石から、微生物・菌類・植物・動物にいたるまで、地球上のほとんどの博物学分野を、美しいカラー写真とともに解説。全世界で75万部のベストセラーを誇る、スミソニアン協会監修の究極の一冊。