7月の書籍情報
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日本評論社
日本経済の故障箇所
2,420円(税込)企業貯蓄は長期停滞をもたらし、政策の失敗は家計にしわ寄せされた。賃上げ・配当・円高で日本経済復活へ。日本経済の長期停滞状況をデータで一つ一つ確認し、どのような脱出策があるかを検討する。
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日本評論社
ジュニア数学オリンピック 2019-2024
2,420円(税込)数学好きの中学生・小学生達が参加して数学の腕を競い合う「日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)」のための参考書。「問題編」と「知識編」で、ジュニア数学オリンピックにチャレンジするための力を養える。第17回(2019年)から第22回(2024年)までの5回分の予選・本選の全問題と詳細な解答も掲載。
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白水社
左利きの歴史
―ヨーロッパ世界における迫害と称賛―3,960円(税込)ヨーロッパの歴史において差別されてきた「左利き」。平等の名のもとに不寛容が広まった時代もあり、偏見の裏返しとして左利きを天才と結びつける傾向も存在する。偏見から解消への道のりは紆余曲折あった。本書はさまざまな分野を横断しながら、左利きの人たちに対する寛容と不寛容の歴史を明らかにしていく。
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白水社
台湾鉄道
2,530円(税込)19世紀末、ドイツ製の蒸気機関車が台湾に到着した。南北を貫く縦貫鉄道が完成すると島内の移動が容易になり、台湾の人々の間に一つの島という意識が生まれ、「台湾意識」が芽生えていく――。日本統治時代を経て、現在に至るまでの台湾鉄道の歴史を描いた初めての絵本。
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原書房
誰も農業を知らない2
1,980円(税込)国際情勢や気候問題、そして国内政治にも翻弄される農業の現状から「地球にやさしい農業」の是非まで、われわれは食の問題をこれからどう考えていくべきなのか、第一線のプロ農家が現実を直視する。大好評の第2弾!
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原書房
知っておきたい!中国ごはんの常識
1,980円(税込)レシピ、逸話、祝祭、作法……知っているようで知らない中国の食文化。八大中国料理って何?円卓で主賓はどこに座る?縁起の良い料理は?宮廷料理からストリートフードまで、中国4000年の楽しい食事が見えてくる!
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平凡社
[新訳]モンテ・クリスト伯 1
1,980円(税込)漆黒の髪に黒い瞳の船乗り、エドモン・ダンテス。船長への昇進が決まり、美しいメルセデスとの婚約も果たし、目の前には明るい未来が広がっているはずだった。だが、その幸せを妬む者たちにより、無実の罪を着せられた彼は島の牢獄へ送られ、幸福の絶頂から一転、地獄に突き落とされる。暗く孤独な牢獄の一室から始まる長い長い復讐の物語。
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平凡社
我が見る魔もの
―稲垣足穂怪異小品集―2,090円(税込)宇宙文学の大いなる始祖にして、三島由紀夫を驚嘆させた少年愛文学の先駆者でもある、昭和文学の燦爛たる流れ星「コメット・タルホ」が遺した膨大な作品群から、怪奇幻想の名に値する名作を初めて集大成!タルホが熱中した江戸中期の怪異譚、《稲生物怪録》を下敷きにした4編も収録。
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吉川弘文館
陰陽師の平安時代
2,090円(税込)日時や方角の吉凶を熟知し、占いやまじないで人々の不安を解消した陰陽師(おんようじ)。暦の計算や天体観測にもとづき凶事の予見もできる、平安貴族にとって頼もしい存在だった。彼らが貴族に教えた陰陽道の基礎知識をわかりやすく解説。文学作品にも注目し、国風文化が華ひらいた平安時代に陰陽道が成立・発展した事情にせまる。
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吉川弘文館
中世東海の黎明と鎌倉幕府
2,970円(税込)白河院政が始動すると、河内源氏ら京武者が進出し、東西の往還路として東海の地位が上昇。内乱を経て鎌倉幕府により東海の秩序が再編されるまでを、御家人の動向、発展する陸海運・寺社・荘園制の実態と併せて描く。新シリーズ刊行開始。
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朝倉書店
皮膚ガスのはなし
―体臭は心と体のメッセージ―2,750円(税込)体の表面から放散し、体臭の原因となる「皮膚ガス」について、分析・測定技術の進歩に伴って明らかになってきた知見をコンパクトにまとめた、世界でも初めての書籍。皮膚ガスの基礎知識から、加齢臭などよく知られる体臭のタイプと原因物質・対策といった実践的な知識まで、論文等も引用しながら信頼性の高い情報をわかりやすく解説。
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朝倉書店
蚊のはなし
―病気との関わり―3,080円(税込)古来から痒みで人間を悩ませ、時には恐ろしい病気を媒介することもある蚊。デング熱はなぜ怖い?ヤブカとイエカはどう違う?そもそも蚊とはどういう生き物?蚊についてのさまざまな情報を専門家が正しく・わかりやすく解説。
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国書刊行会
大辻清司写真集成
13,200円(税込)多くの後進を育てた教育者として、あるいは実験工房や具体美術協会など同時代の芸術家たちとの交流や旺盛な執筆活動でも知られる大辻清司。自ら積極的に作品をまとめることの少なかった彼の写真の仕事の全貌を、全5章構成で俯瞰する初めての写真集。
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国書刊行会
北川民次 メキシコから日本へ
3,850円(税込)革命期のメキシコで学び、帰国後は日本社会の現実を常に批判的精神をもって見つめつつ、新しい芸術のあり方を模索した北川民次。その類まれなる創造の軌跡を、メキシコの画家との交流や美術運動との関わり、壁画や絵本制作への情熱、美術教育家としての思想や方法論など、多彩な側面からたどる。
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東京書籍
みのまわりの ありとあらゆるしくみ図解
4,950円(税込)きみのまわりの、ほぼすべてが図でわかる。人体から住宅、都市と産業、生態とエコシステム、地球、そして宇宙まで。身近なありとあらゆるモノやことのしくみを、詳細でわかりやすく図解。単純な疑問から、マニアックな知識まで、これ一冊で、入門にして、物知り博士にもなれる!