変化への適応・変化の創造
で未来へ貢献

松下芳弘
日新電機株式会社 代表取締役社長

新年おめでとうございます。
京都には個性的な企業が多く、伝統の上に知恵を重ねて革新を進めてきた老舗企業がけん引することで、強固な京都産業が形成されてきました。弊社は1917年に京都で誕生し、育まれ、そして1世紀を超えて、事業を継続しています。こうして長く事業を継続できておりますのは、社員、パートナー、お客さま、社会、株主と事業精神を共有し、企業の社会的責任を果たしてきたからであり、今後も行動の原点である「誠実・信頼・永いお付き合い」をしっかりと守っていきます。
昨年はウィズコロナ・新常態への移行、円安、部材調達難、ウクライナ問題といろいろな課題が企業を取り巻き、持続可能性がより重視されるようになりました。弊社では、仕事の基本である「お客さま第一主義」「現場第一主義」を念頭に、三現主義（現場・現物・現実）を徹底して、生きた情報を収集し、潜在するリスクを分析し、影響の最小化を図ると同時にビジネスチャンスを創出することで世界的な困難を乗り越え、持続可能な社会の実現に向けて貢献していきたいと考えています。 SDGs（持続可能な開発目標）を中核に据えた中長期計画“VISION2025”の「日新一新」「変化への適応・変化の創造」の方針の下、環境配慮製品拡大などの成長戦略を全員参加で強化し、企業の成長とともに活力ある日本・京都の未来へ尽力していきます。