京都の“Good Company”
を目指して

西尾大樹
東京海上日動火災保険株式会社 京都支店長

京都のお客さまの「いざ」をお守りするために、弊社が京都に拠点を構えて百二十余年がたちます。古都に並み居る老舗の皆さまを前に肩身の狭い思いは拭えませんが、弊社は海上保険に始まり、火災保険や自動車保険など、社会が大きく変わる時には、お客さまの「いざ」をお守りするソリューションを提供し、世の中の進化を支えるインフラとしての役割を担ってきたという自負があります。そして、まさに今もまた激変の時代を迎えております。デジタル革命はコロナ禍により加速し、人々の意識や行動様式は大きく変化しています。また、2050年「脱炭素・カーボンニュートラル」実現への流れは、産業構造やビジネスのルールを大きく変えることが想定されます。
しかしながら、「未来」は決して予測の対象ではなく、創造の対象です。弊社を含む東京海上グループは、今般「未来世代」をステークホルダー（利害関係者）として明確に位置付けましたが、この「未来」の生活様式をデザインするのは、まさに「現在」のわれわれの責務と考えます。
これからの京都を形づくっていくにあたって、「いざ」をお守りすることで京都のお客さまや企業の挑戦を支える“Good Company”を目指し続け、「京都になくてはならない会社」と呼んでいただけるよう精進していきたいと思っております。