「頼もしき隣人たらん」の
思いを未来へ

畑　忠男
京都生活協同組合 理事長

「頼もしき隣人たらん」。
京都生協の創立時に初代理事長が呼び掛けたこの言葉を、私たちは変わらぬ思い「理念」として今も大切にしています。
世界ではロシアによるウクライナ侵攻が続いており、尊い命が犠牲となっています。この戦争により、燃料不足および燃料価格の高騰も引き起こされ、世界中の人々の暮らしに大きな影響を与えています。平和の大切さを再認識するとともに、一日も早い戦争の終結を願ってやみません。
いま世界中で、SDGs（持続可能な開発目標）の達成に向け、気候変動への対応・温室効果ガスの削減、プラスチック問題、食品ロスの削減、核兵器廃絶などの取り組みを前進させていくことが求められています。地球規模の課題ではありますが、私たち一人一人が毎日の暮らしの中で、地球の未来について考え、行動することが大切です。
京都生協もSDGsの達成に向け積極的に取り組んでまいります。異常気象による災害や戦争、また円安などによる物価高騰が進んでいますが、組合員の皆さまの食を中心とした日々の暮らしを支えていく決意です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。