京都新聞「教養図書案内」
3月の新刊案内

毎月、京都新聞教養図書案内から新刊情報をお届けします

最新更新日:2020年3月20日
※価格は税別

▼協賛出版社のご案内▼  ▼協力書店の案内マップ▼

  
増補 バフチン カーニヴァル・対話・笑い
桑野 隆 著◆平凡社◆1600円


ミハイル・バフチン最良の入門書。哲学、言語学、記号論をまたぐ領域横断的な知のあり方を俯瞰(ふかん)。

  
レ・ミゼラブル 第四部 プリュメ通りの牧歌とサン・ドニ通りの叙事詩
ヴィクトール・ユゴー 著 / 西永良成 訳◆平凡社◆1800円


仏文学にさん然と輝く金字塔の新訳決定版。混迷のパリを舞台に物語は核心へ(全5巻)。

  
世界物語大事典
ローラ・ミラー 総合編集 / 巽 孝之 日本語版監修 / 越前敏弥 訳◆三省堂◆4200円


空想の王国や不思議の国を舞台にした世界の文学作品を集めたオールカラーのブックガイド。

  
大辞林 第四版
松村 明、三省堂編修所 編◆三省堂◆9000円


新たな時代の羅針盤となる最新国語辞典。書籍購入者にはスマホで使えるアプリの特典付き。

  
人工培養された脳は「誰」なのか
フィリップ・ボール 著 / 桐谷知未 訳◆原書房◆2500円


バイオテクノロジーがつくり出す「脳」は、果たして「ヒト」なのか?

  
新しい世界を生きるためのサイバー社会用語集
一田和樹、江添佳代子 著◆原書房◆1500円


「専門家が解説書に書かない」「ネット検索では分からない」サイバー関連用語を解説。

  
エドゥアール・マネを見つめて
エミール・ゾラ 著 / 林 卓行 監訳◆東京書籍◆1300円


フランス絵画の革命家・マネを、自然主義文学の巨匠、エミール・ゾラが描く評伝。

  
くらべる京都
岡部敬史 文 / 山出高士 写真◆東京書籍◆1300円


比べて分かる、京都の新たな魅力を探る雑学写真集。

  
新・情報学入門 ビッグデータ時代に必須の技法
マイケル・バックランド 著 / 田畑暁生 訳◆日本評論社◆2000円


メディア論、情報社会論、図書館情報学の融合!情報化社会の必携書。

  
ストレングス・トーク 行動の問題をもつ子どもを支え・育てる
井上祐紀 著◆日本評論社◆1800円


子どもの支援や子育てに奮闘する人のバイブルに。子どもと大人の関係をつなぎ直す。

  
ピュリツァー賞作家が明かす ノンフィクションの技法
ジョン・マクフィー 著 / 栗原 泉 訳◆白水社◆2200円


アメリカの雑誌ジャーナリズムを長年けん引してきた達人が、その極意を伝授。

  
上課記 中国離島大学の人生講義
王 小妮 著 / ふるまいよしこ 訳◆白水社◆2300円


格差の中で懸命に生きる若者にどう寄り添えばいいのか。教師と学生の感動の記録。

  
憲法講話 24の入門講義

長谷部恭男 著◆有斐閣◆2500円



憲法をこれから学ぶ人にも、すでに学んだ人にも、読みやすく理解が深まる。

  
社会運動の現在 市民社会の声

長谷川公一 編◆有斐閣◆3500円



さまざまな日本の社会運動の「いま」を総覧し、社会学のものの見方を提示する。

  
高山寺の美術 明恵上人と鳥獣戯画ゆかりの寺
高山寺 監修 / 土屋貴裕 編◆吉川弘文館◆2500円


希代の僧・明恵が再興した高山寺。えりすぐりの寺宝を紹介し、斬新な信仰世界に迫る。

  
徳川秀忠
山本博文 著◆吉川弘文館◆2200円


江戸幕府の支配を盤石にした第二代将軍。その独自の政策を分析し人物像を再評価する。

3月の京都新聞掲載紙面(2020年3月20日付朝刊)
↑画像をクリックすると、PDF画面を開きます。

BACK NUMBER

 ▼12月  ▼1月  ▼2月

●HOME●