賛同企業代表者 文化人 対談シリーズ
経済面コラム

日々の暮らしに「善」を追求し、自らの意志で生きる時代へ

- 2024元日 賛同企業代表者メッセージ -

矢野裕典

日本の医療を守る

矢野裕典
洛和会ヘルスケアシステム 理事長

洛和会ヘルスケアシステムでは「断らない救急」を掲げ続け新型コロナウイルスの影響が続く中においても、1年間で洛和会丸太町病院3097台、洛和会音羽病院7173台、合計1万270台の救急車を受け入れてきました。日本の医療において、民間病院はしっかりと地域医療を支えています。
そんな中、働き手不足は医療・介護の業界にも影響しています。昨今では外資系ファンドや他業種からの参入もあります。公立病院との待遇格差もあり民間病院にとっては厳しい環境にありますが、日本中の志のある民間病院で私と同じような次世代の医師が地域のために頑張り始めています。
洛和会でも新しい取り組みとして187施設6263人の全職員が働きやすい職場づくりを積極的に行っています。本来業務と両立する形での副業・兼業を解禁しました。同性パートナーシップ制度を導入し、男性育児休暇も推進しています。私たちは社会課題である認知症を予防する取り組みを起点にしつつ、認知症が進んでも幸せに暮らせ、全世代型で多様性のある街づくりを進めていきます。そのためには、若い人たちの自由な発想や力が必要です。
洛和会は、日本一働きたいと思われるヘルスケアグループを目指して、限りない前進を続けていきます。

洛和会ヘルスケアシステム

京都市山科区音羽八ノ坪51-4
Tel.075-581-1763 
https://www.rakuwa.or.jp/