目指すのは、
より「いい会社・強い会社」

松下芳弘
日新電機株式会社 代表取締役社長

新年おめでとうございます。
日新電機グループは、長い歴史の中で培ってきた独創的な技術を進化させることで、電力エネルギー関連設備をはじめ高品質な製品やサービスを提供しています。さらに2023年の住友電気工業による当社完全子会社化により、独自の強みを生かしつつ、研究開発・事業・営業、あらゆる面でシナジー効果を発揮していきます。
京都の地で1世紀を超えて事業を継続してこられたのは、全てのステークホルダーとより良い関係を築いてきたからこそです。今後もステークホルダーに信頼いただける良い会社であるためには、安定して利益を生み、将来に希望が持てる強い会社でなくてはなりません。「いい会社・強い会社」をベースに、引き続き持続可能な社会への貢献を目指します。
21年度から5カ年の中長期計画「VISION2025」では、成長戦略（環境配慮製品の拡大、再生可能エネルギー対応など）と事業基盤強化（モノづくり力の強化、生産性向上など）の二つの軸で取り組んでおり、ほぼ当初の目標・計画の通りに推移しています。今後、世界および日本の政治経済面の混迷が予想されますが、「VISION2025」の方針「日新一新」「変化への適応・変化の創造」、弊社の社名の由来である「日日新（ひびにあらたに）」の精神で次の100年に向けて、新たなことに果敢に挑戦していきます。