「つなぐ」その先に
「ひらく」

重田敦史
西日本電信電話株式会社 京都支店長

新年明けましておめでとうございます。
2023年は、新型コロナウイルス感染症が5類に見直され、各種制約が緩和されたことを契機として、リアルでの人とのつながりの大切さを改めて実感した1年でした。一方で、人手不足をはじめとする地域社会の課題はますます顕在化しており、デジタルの活用を含めた変革が急務と痛感する場面も増えてきています。
改めて今思うことは、リアルかリモートか、アナログかデジタルか、といった対立軸で捉えるのではなく、リアルやアナログの良さを大事にしつつ、それを守りあるいは生かすためにも、新たな技術を取り込んだチャレンジが必要ということです。それも、それぞれの個人、企業、コミュニティーに合った形で対応していくことが肝要だと感じています。
われわれは「『つなぐ』その先に『ひらく』 新しい世界のトビラを」というパーパスを掲げています。電話時代から継承してきた「つなぐ」という使命を果たしつつ、そこで培った経験も生かして、ICT（情報通信技術）を活用した社会課題解決にチャレンジしています。さまざまな課題に向き合い、それぞれに合った多様なソリューションをご提供することで、京都のますますの発展にお役に立てるよう努力してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。