文化がつくる未来
- 2025元日 賛同企業代表者メッセージ -
同志社は2025年に
創立150周年を迎えます
八田英二
学校法人同志社 総長・理事長
昨秋、創立150周年記念事業として、新島旧邸において同志社大茶道部と共催で「八重茶会」を開催しました。同志社の創立者、新島襄の妻・八重は、裏千家13代圓能斎宗匠の直門として、茶名「宗竹」を授かり、自宅に設けた茶室「寂中庵」で茶会を催しました。2025年11月29日、創立150周年記念式を国立京都国際会館で行う際には、世界の平和を祈念して、同志社の社友で、裏千家15代・前家元の千玄室大宗匠による献茶式を執り行います。創立記念事業を通して新島精神を再確認するとともに、同志社がこれまで培ってきた伝統や文化を未来へつなぐことができればと願っています。
創立150周年記念事業は三つの大きな意義を持っています。一つ目は、150年にわたって積み重ねられてきた歴史を正確に把握し、後世に伝えること。二つ目は、建学の精神、教育の理念を念頭に、同志社教育の現況を過去に照らし合わせて検証すること。そして、三つ目はかつて勝海舟に問われた新島が「同志社教育の理想の実現には200年の歳月が必要」と答えているように、同志社教育理想の実現とされる創立200周年に向けて、学生・生徒・児童・園児、卒業生、教職員が一丸となって新たな歩みを強力に進めることです。
同志社はこれまで育てていただいた地域の皆さまと共に京都の未来のために力を尽くしてまいります。
学校法人 同志社
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