環境対策の商材を
閉塞感打破のきっかけに

木下宗昭
佐川印刷株式会社 代表取締役会長

謹んで新年のごあいさつを申し上げます。旧年中は格別なるご厚誼を賜り、厚く御礼申し上げます。
世界情勢の緊迫化によってエネルギー関連など､家庭においてもさまざまな要因でコストが増えていますが、これは企業でも同様です。原材料から順に価格の上昇は進んでおり、どれだけそれぞれの企業がコストダウンの努力をしても、それでは商売が成り立たない時代であり、閉塞感が漂う、重苦しい感じもいたします。
そういった閉塞感を打破していくためにも、新たな切り口が必要です。当社は環境対策の観点から、お客さまにご納得、そしてご満足いただける高い付加価値のある商材を生み出すべく、設備投資を含めたさまざまな対策を今後も強く進めてまいります。
特に、水性フレキソ印刷を手掛ける日野軟包材工場や、省人化を図ったパッケージ工場といった生産性と環境の両面に配慮した最新鋭設備を備えた工場を中心に、今後も環境に配慮した取り組みを進めてまいります。
厳しい情勢下ではありますが、元気あふれる前向きな姿勢で、社員一丸となって尽力してまいりますので、今後も応援のほど、よろしくお願い申し上げます。