Bridge for Innovation

山口　渉
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社 京都支社 支社長

新年おめでとうございます。
昨年は世界中が新型コロナウイルスの猛威に振り回された1年でした。昨秋以降、日本国内では落ち着きを取り戻しつつあり、このままコロナ禍が終息を迎えることを願うばかりです。
弊社は2021年4月に「富士ゼロックス」から「富士フイルムビジネスイノベーション」に社名を変更いたしました。お客さまへイノベーションをお届けする懸け橋（Bridge for Innovation）になりたいとの思いで、試行錯誤を繰り返しながら新しい技術獲得へ向け、日々チャレンジしております。
近年、企業ではDX（デジタルトランスフォーメーション）が叫ばれて久しいですが、DXの目的は単なる業務の効率化ではなく、事業を変革して競争優位を確保することに他なりません。そのDX化への一歩は、アナログの紙の情報をデジタルデータとして電子の世界に取り込み、誰もが簡単にさまざまなデータを扱える環境を整えることが前提となります。
コロナ禍でライフスタイルやワークスタイルなど個人や企業の価値観が急速に変化していく中で、DX化の動きが加速しています。DXの本質を捉え、弊社の得意領域であるペーパーレス化や業務ソリューションの提案に一層の磨きをかけて、新たな価値を常に提供し続ける企業でありたいと考えております。