変化を見据え、
未来を選択する

彦野大輔
日本たばこ産業株式会社 北関西支社 支社長

私たちの暮らしや環境は日々変化と進歩を繰り返してきました。特に、コロナ禍による変化は、その動きが大きく感じられました。例えば、日常的なマスクの着用やテレワークの推進など、今までにない生活習慣や働き方が浸透しました。
しかし、これまでのすべてが変わったわけではありません。状況に柔軟に対応しながら神事などを執り行っている京都の神社仏閣などはその最たるものでしょう。先人たちの、進化のためには何を変えるべきで、何を変えざるべきかという選択の集積が、今の京都に受け継がれている文化となっていると感じます。
私たちの業界においてもその動きは同様で、今は従来のたばこと異なる加熱式たばこというカテゴリーが伸長し、割合にして3割を占めるまでになりました。私たちJTは、過去より継承されてきたたばこ文化をしっかり守りながらも、お客さまの選択を尊重し、求められるものを世に出し、これからも社会の一員として地域に貢献できる企業であり続けたい、という思いを持っています。
これから先の未来においても大きな変化が予想されます。JTも今年の4月より、さらに地域密着の企業であり続けるために組織改編を行い、京都支社が誕生します。より一層、地域に貢献する企業として襟を正し、未来を見据えてまいります。