激動する世界、
答えのない未来を見据えて

佐々木喜一
成基コミュニティグループ 代表兼CEO

おかげさまで、成基は2022年、60周年を迎えます。1962年の創業以来、単なる学習、受験指導だけではなく、次代を創る「人財」を育成してきたことが、今につながっていると私たちは考えています。
現在、コロナウイルスの蔓延で、世界は新しい社会の在り方、仕組みの変革を模索しています。そんな中、世界経済フォーラム（WEF）が21年のダボス会議のテーマとして「グレート・リセット」を設定しました。経済成長ではなく、人々の幸福を中心とした経済への転換を示唆すると同時に、これからは「資本」ではなく、人を中心としたイノベーションや創造性といった「才能」が重要になってくるとのメッセージも発信されました。
これは世界における大きなパラダイムシフト（価値観の転換）ではありますが、まさに今まで私たちが60年間実践してきた教育、学びの在り方と合致します。
知識を授けるだけでなく、そこから問題意識を創発し、その解決を自分の志として、行動につなげていくこと。このことは、未来を生きるすべての子どもたちに必要であり、また多くの人が幸せと感じる世界を創っていくために必要なプロセスであると私たちは確信しています。
これまでの60年、子どもの幸せを願う多くの保護者さまに支えていただいたことに感謝し、今後も引き続き、社会課題を解決する人財の育成に邁進してまいります。どうぞご期待ください。