「人生には、
飲食店がいる。」

古田基行
サントリー酒類株式会社 京都支社 支社長

新年明けましておめでとうございます。
サントリーグループは創業以来122年にわたり、お酒や飲料の提供を通じて飲食文化を育み、「人と人とのつながり」を飲食店の方々と共に創造してまいりました。飲食店は「お酒や食事を楽しむ場所」というだけでなく、人と人とのコミュニケーションを後押しする、私たちにとっても、お客さまにとっても大切な場所であると考えています。
まちの景色や人の心を明るく変えることができる飲食店は、日本が世界に誇れる文化資産です。「オンライン飲み」も便利で楽しいものですが、行動制限が緩和されて久々に訪れた飲食店の温もりや匂いに、気持ちを高めた方も多かったのではないでしょうか。コロナ禍で改めて感じた「飲食店の価値」「外飲みの楽しさ」を飲食店と共にお伝えしながら、これまで連綿と受け継がれてきた日本の飲食文化をつないでいくお手伝いを、微力ながら続けさせていただきたいと考えています。
「人生には、飲食店がいる。」―これはサントリーグループが昨秋から展開している料飲店への応援メッセージです。大切な人と食べて、飲み、語り合うことは人生の喜びの一つです。予断を許さない状況は続きますが、まちに元気が戻り、飲食店が再びお客さまとつながれる場所、幸せを共有できるかけがえのない場所に戻れるよう、これからも尽力してまいります。