環境保全を切り口に
経営の改革を実践

木下宗昭
佐川印刷株式会社 代表取締役会長 CEO

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症については新しい変異株が発見され、終息のめどは立っていません。今後は感染予防策をしっかりと取りながら経済活動を行う、まさにコロナを織り込んだ新たな暮らしの実践が進むと思われます。
そうした暮らしが始まる中、当社は環境に配慮していくことが企業発展の新たな切り口となると考え、ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）をはじめとする環境保全の取り組みを、これまで以上に強く進めてまいります。
印刷から製本まで一貫生産を行う日野と厚木の両工場は、生産工程内での輸送を減らすことで環境負荷を低減してきました。また水性フレキソ印刷を手掛ける日野軟包材工場や、一昨年に稼働を始めたパッケージ工場は、生産性と環境の両面に配慮した最新鋭設備を備えています。さらに工場屋上を利用した太陽光発電による再生可能エネルギーの利用促進など、環境に配慮した取り組みを進めていくことで、お客さまや地元の皆さまから支持される企業になることを目指してまいります。
こうした取り組みを経営改革の第一歩として、社員一丸となって尽力してまいりますので、今後も応援のほど、よろしくお願い申し上げます。