賛同企業代表者 文化人 対談シリーズ
経済面コラム

新たな暮らしの実践へ

Practice of new life

- 2022元日 賛同企業代表者メッセージ -

奥村浩二

サスティナブル経営の実践

奥村浩二
株式会社京都東急ホテル 専務取締役総支配人

新年明けましておめでとうございます。弊社京都東急ホテルは、今年10月に40周年を迎えます。支えてくださる京都の皆さまに改めて感謝申し上げます。
京都では企業が100年続いてようやく一人前と認められるようで、40年程度ではまだまだ駆け出しですが、これからも一年一年を大切にして「サスティナブル経営の実践」により100年企業を目指したいと思っています。
しかし今まさにコロナ禍の影響で社会の仕組みや仕事の仕方、市場構造や消費者心理が大きく変化し、社会・経済・企業に重大な打撃を与えています。われわれ観光業界もご多分に漏れず大打撃を受けていて、企業活動のサスティナビリティーが問われています。また今後もこうしたパンデミック(世界的大流行)や高齢化・労働人口減少の問題、地球温暖化の影響による自然災害問題など、物理的または社会的制約やニーズの変化が企業経営にさらに大きな影響を及ぼすと考えられています。
そうした大きな変化に対して、企業は自らを素早く変革・トランスフォームすることが求められています。まさに「サスティナブル経営の実践」をできるかどうかだということだと思います。これこそが経営の中で最も難しいことであると、いま身をもって感じています。京都には100年企業、いわゆる老舗がたくさんあり、その経営者の皆さまに敬服するばかりです。

株式会社 京都東急ホテル

京都市下京区堀川通五条下ル柿本町580番地
Tel.075-341-2411 
https://www.kyoto-h.tokyuhotels.co.jp