「ＤＸへの挑戦」の加速で
持続成長を目指す

白波瀬 誠
京都中央信用金庫 理事長

コロナ禍においても、常に今できることを考え、実践することで、地域に活力と元気を取り戻すための挑戦を続けています。これまでもさまざまな取り組みを実施しており、食に関わる地元企業の販売戦略や商品開発を応援する講習会の開催、「京都料亭文化プログラム」をスタートさせるなど、地域に根差した取り組みを展開しています。
また、コロナ禍はデジタル化を推進すべき一つの要因となりました。当金庫は昨年4月よりＢＰＲ（ビジネスプロセス・リエンジニアリング）戦略として「生産性革命～Ｂｉｚ.Ｒｅｖｏプロジェクト～」を始動させました。さらに、「地域で一番お客さまと“広く、深く”つながる金融機関へ」を「ＤＸ-Ｖｉｓｉｏｎ」とするDX（デジタルトランスフォーメーション）戦略を策定しました。
昨年12月には信用金庫では初めての、経済産業省による「ＤＸ認定事業者」に認定されました。「ＤＸへの挑戦」を加速させるためにも、これまで以上に組織文化のトランスフォーメーションやデジタルカルチャーの醸成・強化にも積極的に取り組んでまいります。
当金庫は「すべてのステークホルダーの明日を笑顔に」するために、デジタルとリアルの共存を図りながら、従来であれば看過されてきたお客さまの真のニーズを掘り起こすことにより、提案力を強化し、新しい付加価値の創造を行ってまいります。