自己を育てる
京進独自のプログラム

立木貞昭
株式会社京進 代表取締役会長

13年前から、社員をはじめ小中高校生や、日本の大学・大学院を目指す海外の留学生など毎年3万人以上が、「自立型人間」を育成する独自のリーチングプログラムに取り組んでいます。
プログラムでは、頭を下げて先にあいさつをする、立ち止まってきちんとあいさつする、家族の一員として何か手伝いをする、身の回りの整理整頓をするなど生活面で習慣化することを自分で決めて毎日チェックします。そのための手帳があり、月間のスケジュールや一週間の計画を立てるようになっています。その日の行動の評価を短時間で書き込め、体や心、仕事（勉強）、人間関係や自分が決めたルーティンなどを5段階で評価・反省する欄もあります。また、数行で今日の振り返りと気付き、心に残った言葉や出来事を書きます。
さらに、将来の夢を考える「ドリームツリー」や、目標を考え、達成する日時などの数字を入れる「目標設定用紙」、日々の取り組み項目ができたか、できなかったかを「〇」「×」で付ける「ルーティンチェック表」があります。その他に、自分のクレド（信条）を作り、毎日お経のように暗記して声に出して言ったかどうかを「〇」「×」で付けて信条の習慣化を図っている人もいます。
これらの積み重ねが達成体験となり、自分に対する自信につながります。外国人に対しても日本人の誠実な生き方を伝え、教えていきたいと考えています。