賛同企業代表者 文化人 対談シリーズ
経済面コラム

次世代へ、美しい日本を

Beautiful Japan. To the next generation

- 2021元日 賛同企業代表者メッセージ -

林 惠子

サスティナブルな
社会の構築への取り組み

奥村浩二
株式会社京都東急ホテル 専務取締役総支配人

昨年11月のG20サミット(20カ国・地域首脳会議)で菅首相は、2050年までに日本は脱炭素社会の実現を目指すとともに、国際社会を主導していく方針を表明されました。
「SDGs(持続可能な開発目標)」という言葉が生まれる前から東急グループもさまざまな社会課題に取り組んできました。特に低炭素・循環型社会の実現に注力すべく長期環境目標として「2050年までに事業で使用する電力を再生エネルギー100%で調達する」を掲げています。
東急グループ各社の取り組みを少し紹介しますと、東急電鉄では、CO2(二酸化炭素)を排出しない水力および地熱のみで発電した再生可能エネルギー100%での電車運行を開始し、東急バスではさまざまな方式の低公害車を導入しています。また弊社東急ホテルズも、使用済みプラスチック由来の水素を、ホテルの電気やお湯として活用する「世界初の水素ホテル」、川崎キングスカイフロント東急REIホテルを18年に開業しました。行政や他社とも協働しながら、リサイクルの過程で出る低炭素水素を、パイプラインを通じてホテル内の燃 料電池へ供給し電力に変換します。さらにその際に発生する廃熱をホテル内の一部の給湯で利用しています。
これらはほんの一部の取り組みですが、これからも東急グループはサスティナブル(持続可能)な社会の構築のために、積極的に貢献してまいります。本年もよろしくお願いいたします。

株式会社 京都東急ホテル

京都市下京区堀川通五条下ル柿本町580番地
Tel.075-341-2411 
https://www.kyoto-h.tokyuhotels.co.jp/