京都新聞「教養図書案内」
4月の新刊案内

毎月、京都新聞教養図書案内から新刊情報をお届けします

最新更新日:2022年4月20日
※価格は税込

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【図説】空から見る日本の地すべり・山体崩壊
八木浩司、井口隆 著◆朝倉書店◆4400円


日本や世界の地すべり地形・山体崩壊を、豊富な空撮写真と図表でビジュアルに解説。

  
建築計画のリベラルアーツ―社会を読み解く12章―
森傑 編著 / 岩佐明彦、野村理恵、小松尚、栗山尚子、松原茂樹 著
朝倉書店◆3740円



建築計画を実社会で活かす際に必要な教養的視野を広げ、現代的な論点を投げかける。

 
  
古代ローマの日常生活
フィリップ・マティザック 著 / 岡本千晶 訳◆原書房◆2420円


パン屋、巫女、居酒屋店主、洗濯屋など24人の仕事と生活から見たユニークな歴史読み物。

  
世界史を変えた40の謎 上
ジャン=クリスティアン・プティフィス 著 / 神田順子 監訳◆原書房◆2200円


歴史上の40の謎を紹介。歴史的な議論や考古学研究にもとづき歴史のミステリーを再評価。

  
【ビジュアル大図鑑】中国の歴史
DK社 編 / 佐川英治、岸本美緒 日本語版監修◆東京書籍◆6930円


神話の君主から清朝最後の皇帝溥儀まで、中国の壮大な歴史を美麗な図版でたどる。

  
色彩のデザイン図鑑
ティム・トラヴィス 監修 / 柏木博 日本版監修 / 井上雅人、橋本優子 訳
東京書籍◆4180円



文化とデザインの流れを、色彩から一望する比類なき図鑑が誕生。

  
ギャンブル症の回復支援 アディクションへのグループの活用
田辺等 著◆日本評論社◆2200円


概念や用語の複雑な変遷過程を丁寧に解説し、臨床のポイントを事例豊富に描きだす。

  
社会に最先端の数学が求められるワケ(1) 新しい数学と産業の協奏
国立研究開発法人科学技術振興機構研究開発戦略センター(JST/CRDS)、
高島洋典、吉脇理雄 編 / 岡本健太郎、松江要 著◆日本評論社◆2750円



社会を埋め尽くす膨大なデータに対し、数学はどのように役立ち活躍できるのか。

  
「その他の外国文学」の翻訳者
白水社編集部 編◆白水社◆2090円


日本では学習者の少ない言語による文学を紹介してきた翻訳者へのインタビュー集。

  
流木記 ある美術館主の80年
窪島誠一郎 著◆白水社◆2640円


戦没画学生の作品展示で知られる「無言館」館主が振り返る、波乱な自分探しの半世記。

  
日本近代社会史 ―社会集団と市場から読み解く1868-1914
松沢裕作 著◆有斐閣◆2640円


19世紀後半から明治維新を挟んで第一次世界大戦の頃までの社会の全体像をとらえる。

  
経済史・経営史研究 入門 
―基本文献、理論的枠組みと史料調査・データ分析の方法

岡崎哲二 編 / 中林真幸、城山智子、山本浩司、松島斉、青木浩介、
市村英彦、粕谷誠、谷本雅之、小島庸平、小野塚知二、中村尚史 著◆有斐閣◆3190円



時代を俯瞰する視点から、理論との係わり方、調査・研究に係る細やかな視点まで。

  
物部氏 ―古代氏族の起源と盛衰―
篠川賢 著◆吉川弘文館◆1980円


磐井の乱、崇仏論争、守屋の敗北…。通説を見直し謎多き一族の実像を解き明かす。

  
神になった武士 ―平将門から西郷隆盛まで―
高野信治 著◆吉川弘文館◆1980円


彼らはなぜ祀られるようになったのか。多様な切り口で祭祀・神格化の過程を読み解く。

  
白川静 漢字の世界観
松岡正剛 著◆平凡社◆1760円


博覧強記の著者が誘う、『字統』『字訓』『字通』で知られる知の巨人・白川静の世界。

  
寺田寅彦随筆集
寺田寅彦 著 / 串田孫一 編◆平凡社◆1650円


物理学者にして漱石直伝の文筆家が残した広い視野と自由な思考に根ざした名文を精選。

4月の京都新聞掲載紙面(2022年4月20日付朝刊)
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