パラダイムシフトで
高付加価値創造企業へ

岡田博和
ＴＯＷＡ株式会社 代表取締役社長

当社は創業以来、半導体製造装置メーカーとして他にない発想と技術で業界をリードしてまいりました。その歩みはとどまることなく「世界のモールドプロセスをTOWAに！」を目標に日々研鑽を続けています。
半導体は、5Gや自動運転技術の発展に伴い、今後需要の拡大が期待されています。この好機に、これまで培ってきた技術やノウハウを本当に生かすためには、金型や装置を販売する会社から高い付加価値を提供する会社へとパラダイムシフト（発想の転換）していくことが必要だと考えています。言い換えれば、高品質な製品の提供を通じてお客さまに作業効率改善や品質向上の点で期待を超える満足を実感いただける会社です。加えて、これからの時代は社会に貢献し、社会から必要とされる企業であることも必要です。
4月からは、2014年に発表した「TOWA10年ビジョン」の達成に向けた第3次中期経営計画をスタートさせますが、パラダイムシフトに基づき、お客さまの潜在ニーズの把握・課題解決に焦点を当てた事業活動を展開してまいります。また、より透明性の高い経営を目指したガバナンスの構築や、国連が定めたSDGs（持続可能な開発目標）への取り組みも進めていきます。
本年も目標に向かって邁進してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。