賛同企業代表者 文化人 対談シリーズ
経済面コラム 未来を思い描く

思い描く、未来へ

drawing the future of tomorrow

- 2020元日 賛同企業代表者メッセージ -

大倉治彦

大きな志を持って、
常に挑戦

大倉治彦
月桂冠株式会社 代表取締役社長

昨秋、ラグビー観戦に世界各地から、多くのファンが日本へお越しになりました。試合の合間に日本滞在を楽しもうと、各地を旅される方も多かったようです。京都・伏見の一角にある月桂冠大倉記念館にも、海外のラグビーファンが来訪され、日本の酒を楽しんでいただきました。
もともと伏見は、16世紀以来の城下町として多くの武家屋敷が存在し、全国の武士たちが町中を行き交いました。その後、城下町のインフラ整備により交通の要としての性格を強め、宿場町・港町として発展、東西を往来する旅人で賑わうようになったのです。来る者を拒まない商人の町として、伏見は人の流動性が高く、多様性を持った自由闊達な雰囲気があり、多くの人の流れの中で、町の性格が培われていきました。活気の中で育まれたバイタリティーが受け継がれ、そのことが明治期からの伏見の酒造業の躍進にも大きな影響を与えています。
特に今年はオリンピック・パラリンピックが、来年は関西でワールドマスターズゲームズが開催され、2025年には大阪・関西万博の実施が決まっています。世界各地から多数のお客さまが日本へお越しになり、社会の活気も高まっていくことでしょう。その中で、私どもでは大きな志を持って、常に挑戦を続けながら、前進基調で仕事に取り組んでいこうと、気持ちを新たにしています。

月桂冠株式会社

京都市伏見区南浜町247番地
Tel.075-623-2001 
https://www.gekkeikan.co.jp/