賛同企業代表者 文化人 対談シリーズ
経済面コラム 未来を思い描く

思い描く、未来へ

drawing the future of tomorrow

- 2020元日 賛同企業代表者メッセージ -

柿野欽吾

「建学の精神」を原点に
令和も人材育成に邁進

柿野欽吾
学校法人京都産業大学 理事長

昨年は、御代替わりに伴う新元号の制定や即位礼・大嘗祭など古式による儀式が相次いだ1年でした。令和の大嘗祭では、京都府は「主基」地方を代表して新米を献上する栄に浴しました。また、「庭積の机代物」(特産品のお供え物)として全国から奉納された221もの農水産物のうち、京都府からは長だいこん・ごぼ丹・しいたけ・宇治茶・ササガレイの5品目が進上されました。
今、「和食」の世界無形文化遺産登録に象徴されるように、各地の特色ある食材や郷土の料理が世界から注目されています。それは、わが国では自然の素材を大切に生かす心や風土にあった工夫を連綿と受け継いできたからでしょう。
昨年12月に京都産業大学同窓会設立50周年記念式典・懇親会が盛大に開催されました。その折に、本学の「建学の精神」を体現された同窓生、すなわち「日本古来の美しい道徳的伝統を精神的基盤とし、(中略)如何なる時局に当面しても、常に独自の見解を堅持し自己の信念を貫き得る人間」として活躍されている、大勢の卒業生にお目にかかることができ、心強く感じました。
10学部・9研究科を擁する一拠点総合大学に発展した京都産業大学は、令和の時代も「建学の精神」を原点に「将来の社会を担って立つ人材の育成」に邁進してまいります。

学校法人 京都産業大学

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