人と自動車の
新しい関係

佐藤暢一
株式会社ヤナセ 常務執行役員 関西営業本部長

おかげさまで、昨年ヤナセは創業103年を迎え、累計販売台数も200万台を達成することができました。日頃より、あたたかいご愛顧をいただいた皆さま方には、深く感謝申し上げます。
自動車は現在、かつてなかったほど大きな変化の時期を迎えています。一つは、地球温暖化防止対策のためのＣＯ2（二酸化炭素）削減などを目的とした、ハイブリッドやＥＶ（電気自動車）化の大きな流れです。今後、脱化石燃料の流れはますます加速していくでしょう。もうひとつは、完全自動運転を最終目標とした、自動運転技術の急速な進歩です。技術的には、もう自動運転が可能なところまできています。これらは驚くほどのスピードで、人と自動車の関わり方に変化をもたらすことになると予想されます。自動車がパートナーとしてドライバーと相談しながら走る。そんな時代もすぐそこです。
ヤナセは「最上質な商品・サービス・技術を、感謝の心を込めて提供し、“夢”と“感動”あふれる『クルマのある人生』を創ります。」を企業理念として、皆さまと自動車のより良い関係づくりのお役に立てるよう、今後ますます努力、研鑽を積み重ねてまいります。
最後になりましたが、2019年が皆さまにとって素晴らしい年となりますよう、心より祈念申し上げます。