河原町から京都の
まちづくりに貢献

中澤　勇
株式会社中澤ホールディングス 代表取締役社長

私どもは1970（昭和45）年11月、当時の最新デザイナーズブランドをそろえた商業施設としてオープンし、約48年間河原町で運営してまいりました。店名の「BAL」はフランス語で舞踏会を意味し、「パーティーのようにいろいろな人が集う場所」という思いが込められています。
2015年のリニューアルオープンを機に、アパレルだけでなく、家具や雑貨、食なども取りそろえ、ミドル・シルバー世代と、その子ども世代、孫世代の、親子3代で一緒に楽しめる空間づくり、新しい発見のある商業施設を目指してきました。お客さまに足を運んでいただくために、常に時代の半歩先を行く、上質なライフスタイルの提案をしていきたいと考えております。
日本を訪れる外国人が必ず立ち寄りたい街・京都。世界遺産が多数存在する街・京都。京都は世界でも屈指の国際観光都市であり、ますますその注目度は高まっています。その環境下にあって、ここ数年の間に、京都の中心部では新たなショップの出店が続き、その景色も大きく様変わりしています。
河原町は、木屋町・先斗町・鴨川など、京都らしさを訴求し得るエリアに隣接しています。河原町を再整備・活性化させることは、街の価値を高めることに直結します。BALは、次代のトレンド発信地として、新たな河原町のランドマークとして、これからの京都の街づくりに貢献していきたいと思います。