交流創造事業への挑戦

森口浩紀
株式会社ＪＴＢ 京都支店長

ＪＴＢのルーツである「ジャパンツーリストビューロー」が外国人観光客の誘致、斡旋を目的とした機関として誕生したのは、明治から大正へ時代が移り変わった1912（大正元）年、今から約100年前のことです。以来1世紀にわたり、創業時の訪日外国人向けのきっぷ代売から海外国内パッケージ旅行の造成販売、教育旅行・企業の旅行・ＭＩＣＥ・地域活性化などのビジネスへと、お客さまや地域の皆さまと共に進化を続けてきました。
こうした歴史を礎に、お客さまとの交流を通じて地域社会に価値を提供し続ける「交流創造事業」への成長と、多くの笑顔と感動に寄り添える存在を目指し、たゆまぬ努力と挑戦を続けてまいります。2019年はＧ20サミットやラグビーワールドカップ2019日本大会などの世界的な大型イベントが開催され、また先日決定した2025年大阪万博効果もあり、今後ますます観光やビジネスで日本、関西、そして京都を訪れる方々の増加傾向が続くと予測されます。
「旅のチカラ」を通じて、個人や法人のお客さまの課題はもとより、地域、国、社会が抱える課題を解決し、お客さまにとっての成果をお約束します。このことの積み重ねにより、観光先進国日本、そして国際文化観光都市京都の実現に貢献してまいります。