賛同企業代表者 文化人 対談シリーズ
経済面コラム 未来を思い描く

未来へ受け継ぐ
〜次世代のメッセージ〜

inherit to the future

- 2019元日 賛同企業代表者メッセージ -

加藤好文

感の時代

加藤好文
京阪ホールディングス株式会社 代表取締役社長

京都は言わずもがな、豊かな歴史、自然に彩られ、多くの社寺、庭園から伝統、文化、芸術まで「本物」であふれかえる街です。目的を持って散策すれば、それだけでも「感性」や「感覚」が研ぎ澄まされていく街だといえます。
私は数字やファクト(事実)も重視しますが、これまでにも何か決断を迫られることがあれば、最後には自分なりの「勘(感)」を大切にしてきました。それは決して当てずっぽうなものではなく、ある意味、自分なりに蓄積した「総合力」といえるものだと考えています。こうした「感性」や「感覚」は、今後IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)の時代が到来すると考えられるからこそ大切にすべきものです。
今年は、京阪グループでも京都を舞台に新たな挑戦を始めます。一つは、1月29日に京都駅前に開業する京阪グループのフラッグシップホテル「THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド キョウト)」。二つ目は、今秋、四条河原町に開業予定の「BIOSTYLE(ビオスタイル)」を体感できる複合商業施設です。
これらはいずれも、ただ単に「泊まる・食べる・買う・体験する」といった機能中心の施設ではありません。人の「感性」や「感覚」を大切にしつつ、目いっぱい「京都」を肌で感じながら、京都から世界に向かって「新しい価値観」を発信できる場にしていきたいと考えています。
2019年も、京阪グループはチャレンジし続けます。

京阪ホールディングス株式会社

大阪市中央区大手前1丁目7番31号(OMMビル)
Tel.06-6944-2521 
https://www.keihan-holdings.co.jp/