賛同企業代表者 文化人 対談シリーズ
経済面コラム 未来を思い描く

未来へ受け継ぐ
〜次世代のメッセージ〜

inherit to the future

- 2019元日 賛同企業代表者メッセージ -

柿本新也

「言の葉大賞」の
意義するもの

柿本新也
柿本商事株式会社 代表取締役社長

手紙文化を推奨しようと2010年に創設した「恋文大賞」も、その後4年目には小・中・高・大学・一般に分類し「言の葉大賞」に進化、リテラシー教育支援事業として発展してきました。第9回の今回は、テーマを「未来の自分を描いたとき」とし、応募総数も過去最高の1万8558通に上りました。
年2回発行する「言の葉大賞 CONCEPT BOOK」は、その時局の問題を取り上げ、各学校や全国の図書館に配布し、発行部数は約25万部を数えます。小・中・高はもとより、今までに40近い国公私立大学の総長・学長とお会いして取材した記事は、今の大学教育が抱えている問題を浮き彫りにすることができました。応募者全員ならびに学校を通して、教育関係者や父兄の方たちに読まれ手応えを感じています。
昨年秋号では、今政府が唱えている働き方改革の調査として、ドイツにある約260年の歴史を持つ鉛筆メーカーのファーバーカステル社を訪問し、約2時間にわたりCEOからファーバーカステル社およびドイツ国の働き方について取材することができました。日本の労働時間よりもはるかに短いドイツ人の生産性、付加価値性の高さにはわれわれが学ぶべき点が多々ありました。
今年3月23日に国立京都国際会館で約600人の入賞者や保護者の方々をお招きして行う授賞式には、感動と、感慨深いものがあります。

柿本商事株式会社

京都市中京区寺町通二条上ル
Tel.075-662-0131 
http://www.kyoto-kakimoto.jp/