NEXT STAGE

大垣守弘
株式会社大垣書店 代表取締役社長

大垣書店は今年創業78年を迎えます。これもひとえに、地域の皆さまの支えがあってのことであり、加えて「地域に必要とされる書店であり続けよう」との社是を、すべての社員が自らのものとしながら、本を通じて地域の皆さまとの絆を大切にし続けてきた結果ではないかと思っております。
大垣書店は、これからも地域の書店として着実な発展を遂げるため「100年書店を目指す」という将来ビジョンを掲げました。その実現のためにも、私たちは、これまで以上に地域のお客さまの知的好奇心を満たすためのお手伝いを続けてまいります。書店に足を運び、そして本を手に取っていただく。この書店の魅力を再認識していただく必要性があるとの考えから、昨年「本の日（11月1日）」を提案、制定いたしました。また、より魅力的な書店づくりのチャレンジの一つとして、昨秋、麩屋町御池にオープンしたのが、ニューヨーク ブルーノート プロデュースの大人のレストラン「ブルーブックスカフェ京都」であります。
さて、今年は大垣書店がさらに新たなステージに上がる年であると考えています。その一歩として、3月には新たに京都経済の拠点となる京都経済センター内に「京都本店」をオープンいたします。これからも、地域の皆さまに必要とされる店舗づくりを立ち止まることなく続けてまいります。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。