社会から必要とされる
企業グループを目指して

栗和田 榮一
ＳＧホールディングス株式会社 代表取締役会長

当社は60周年を迎えた一昨年12月に、東京証券取引所市場第一部に上場を果たすことができました。これもひとえにお客さまやお取引先の方々からの厚い信頼があってこそのことと感謝し、より一層皆さまに愛され必要とされる企業グループを目指してこれからも精進してまいります。
SGホールディングスは、佐川急便を前身に1957（昭和32）年、ここ京都で一つの荷物を運ぶことから事業を開始しました。荷物に込められた思いまでを一緒に届ける「飛脚の精神」を礎に、この事業に誇りと責任を持ち、今まで走り続けてまいりました。
2011年の東日本大震災をきっかけに、「物流」は社会インフラの一つとまで捉えていただき、私たちが展開する事業は人々の生活になくてはならないものであるといわれるまでになりました。近年、大規模地震や集中豪雨・台風による水害など自然災害の多発により、物流に対するより一層の皆さまからの期待と課せられた責任の大きさを実感しております。だからこそ、これまで以上にこの事業に真摯に取り組み、そして今まで以上に皆さまに必要とされるサービスを創造し提供し続けていかなければならないと考えております。
私たちはこれからも社会からの信頼に応え、物流で皆さまの生活を豊かにすることを使命と捉え、今後も走り続けてまいります。