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Q 冠動脈のトラブルは。
A 心臓へ血液を送る血管が大動脈基部にある冠動脈です。冠動脈の動脈硬化が進むと、内側が狭窄(きょうさく)または閉塞(へいそく)して心臓の筋肉が血液不足になり、狭心症や心筋が壊死(えし)する心筋梗塞を引き起こします。これらを虚血性心疾患といい、日本人の死因2位にあたる心臓病の主たる病気です。冠動脈が狭窄すると胸が締め付けられるような症状が出ますが、無自覚のまま急に閉塞して死に至ることもあります。診断は心電図や冠動脈のCTを経て、最終的にはカテーテル検査で狭窄を確認します。
Q 治療法は。
A 治療は�‘位�硬化予防のコレステロール値を下げる薬や血栓を防ぐ薬などによる薬物治療。�▲�テーテルを入れて、狭窄・閉塞している部分を広げるカテーテル治療。�6杭�・閉塞部分を迂回(うかい)する新しい血管を作る冠動脈バイパス手術の三つがあります。��は開胸する外科的手術になり、循環器内科では�△離�テーテル治療を行います。
Q カテーテル治療の進化。
A かつては風船を入れて膨らませ血管を広げる治療でしたが、広がりきらずにまた詰まって再手術になることもありました。近年は主にステント(金網状の筒)を挿入して広げる方法が取られ、再狭窄を防ぐ薬剤を塗った薬剤溶出性ステントが主流です。他にもDCA(冠動脈粥腫(じゅくしゅ)切除術)があります。カッターが付いた特殊なカテーテルで動脈硬化部分のプラークを削り取って、血管内腔を確保する治療です。複雑な病変にも対応し、ステントを入れずに治療できますが、高度な技術が必要です。カテーテル治療には一部施設でロボット補助も導入され、ステントの挿入もより正確にできるようになっています。症状と患者さんの状況に応じ、最も適した治療を行っていきます。
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